家づくりのあれこれ 2026.06.25 「性能のいい家」に住んで、なぜか寂しい気持ちになった話 家を建てた友人が、こんなことを言っていました。 「断熱もしっかりしてるし、光熱費も安いし、文句ないんだけど——なんか、家にいても外の天気がわからないんだよね」 その言葉が、ずっと頭に残っています。 家づくりを考えはじめると、数字が増えてきます。UA値、C値、断熱等級、ZEH基準。少し調べる... もっと読む
家づくりのあれこれ 2026.06.18 【青木律典の住まい考】 第一回「外観プロポーション」 新しくはじまりましたこのコラム。デザインライフ設計室の青木律典が担当いたします。 家づくりに正解や不正解はありません。そのため、同じ条件であっても携わる建築家や施工会社によって出来上がる住宅は千差万別、様々です。私自身は、定められた法規の中で、周辺環境を観察しながら、建て主の要望や与えられたコ...
イベントレポート 2026.05.21 Session Nagoya「上質な家づくりに共通する視点」(後編) イベントレポートの後編では、登壇者のみなさんに追加予算の使い方や社内での教育について伺います。 追加予算を自由に使えるなら、何を提案するか? 〈藤本〉では次の質問に移ります。 仮に、標準仕様に十分満足しているお施主様がいて、「+5万円・+30万円・+50万円」の追加予算を自由に使える...
イベントレポート 2026.05.21 Session Nagoya「上質な家づくりに共通する視点」(中編) イベントレポートの中編では、登壇者のみなさんに設計で心掛けていることや苦労していることについて伺います。 設計を行う上で心がけていることは? 〈藤本〉では次の質問にいきたいと思います。 皆さんは普段から上質な家づくりをされていますが、設計を行う上で、常に心がけていることや大切にしてい...
イベントレポート 2026.05.21 Session Nagoya「上質な家づくりに共通する視点」(前編) Noizlessを運営する森田アルミ工業主催のイベント「Session」。その第2回が、2/27(金)に名古屋市西区新通のmadanasasoにて開催されました。 「Session」では建築業界の第一線で活躍するプロフェッショナルをお招きし、住宅や建築についての考え方をお話し頂きます。 今回は...
家づくりのあれこれ 2026.05.14 建築家・設計士との打ち合わせの前に 整えておきたい、5つのこと 設計者はめったに「できない」とは言いません。でも、施主側の準備次第で、設計の質は大きく変わります。 スマートフォンの写真フォルダを開いてみてください。好きな空間の写真、気になる素材のスクリーンショット、SNSで保存した間取り。それだけの情報を持っていても、打ち合わせでうまく伝えられないことがあ...
建築家とパーツ 2026.04.30 【パーツ探訪】鈴木雅也さんに訊く「五感を研ぎ澄まし、建物と環境の声を聞きながら設計する」後編 建築パーツや建材を切り口に、建築家の設計哲学を浮き彫りにする「パーツ探訪」。後半は、建築家の鈴木雅也さんに「小石川の家」のパーツや設計哲学についてお話をうかがいました。 前編はこちら→ [プロフィール]1986年千葉県松戸市生まれ。千葉大学工学部都市環境システム学科卒業、京都造形芸術大...
建築家とパーツ 2026.04.23 【パーツ探訪】鈴木雅也さんに訊く「五感を研ぎ澄まし、建物と環境の声を聞きながら設計する」前編 「特別なものを設計しようとは思っていないんです。シンプルにその場所の良さを引き出す建築をつくりたい」 建築家の鈴木雅也さんは、自身の設計について、こう語ります。環境に内在する「声」を丁寧に読み取ることで、あるべきかたちへと導いていくというのが、鈴木さんの設計手法。作家性を前面に出すのではなく、...
暮らしの中の建築パーツ 2026.04.09 暮らしの中の建築パーツ「店舗型賃貸住宅meedo」(後編) 今回の『暮らしの中の建築パーツ』では、小田急バスがオーナーとなりブルースタジオが設計したmeedo。後編では賃貸の住居内部を見ていきます。 前編はこちら→ ありそうでなかった、店舗兼住宅の賃貸 この物件には住人がお店をできるあきない・なりわいタイプと、仕事スペースや趣味を楽しめるアトリ...
暮らしの中の建築パーツ 2026.04.02 暮らしの中の建築パーツ「店舗型賃貸住宅meedo」(前編) 『暮らしの中の建築パーツ』では、新築やリノベーションをした住宅を訪ね、それぞれの建築パーツを選んだ理由や感想をご紹介します。 今回、訪れたのは小田急バスと手掛けるブルースタジオの「meedo(みいど)」です。2025年春に東京都調布市深大寺のバス停折返場横にオープンしました。 店舗と住宅から...
暮らしの中の建築パーツ 2026.03.19 暮らしの中の建築パーツ「耐久性と実用性を重視した、自然素材あふれる28坪の家」(後編) 『暮らしの中の建築パーツ』第8回目、新潟県柏崎市に暮らす村松さん家族のお住まい(設計:住宅設計エスネルデザイン、施工:有限会社大恭建興)。後編では2階リビングを見ていきます。 落ち着いた雰囲気をつくり出すシナ合板とツガの羽目板 ―いよいよここからメインとなる2階リビングを見ていきます。勾配...
暮らしの中の建築パーツ 2026.03.12 暮らしの中の建築パーツ「耐久性と実用性を重視した、自然素材あふれる28坪の家」(中編) 『暮らしの中の建築パーツ』第8回目、新潟県柏崎市に暮らす村松さん家族のお住まい(設計:住宅設計エスネルデザイン、施工:有限会社大恭建興)。中編では内部を見ていきます。 やわらかく上品な長野県産桧の無垢フローリング ―ここから家の中を見ていきましょう。玄関ドアを開けると奥行のある空間が広がっ...
暮らしの中の建築パーツ 2026.03.05 暮らしの中の建築パーツ「耐久性と実用性を重視した、自然素材あふれる28坪の家」(前編) 『暮らしの中の建築パーツ』では、新築やリノベーションをしたご家族の家を訪ね、それぞれの建築パーツを選んだ理由や感想をご紹介します。 第8回目は住宅設計エスネルデザインの村松悠一さんが設計を行った、新潟県柏崎市に立つ村松さんの自邸。 村松さんが提案しているのは「家計への負担を抑えながら、快適な暮...
建築家とパーツ 2026.02.12 【パーツ探訪】古賀亮平さんに訊く「建築はアノニマス、主役になるのは⼈」後編 建築パーツや建材を切り⼝に、建築家の設計哲学を浮き彫りにする「パーツ探訪」。後半は、「kogazo」を主宰する古賀亮平さんに「上⾺のペントハウス」の建材を中⼼にお話をうかがいました。→前編はこちらから [プロフィール]1980 年福岡県⽣まれ。2003年武蔵野美術⼤学造形学部建築学科卒業。...
建築家とパーツ 2026.02.05 【パーツ探訪】古賀亮平さんに訊く「建築はアノニマス、主役になるのは⼈」前編 シンプルに良い建築をつくりたい−−こう語るのは、「kogazo」を主宰する古賀亮平さん。美⼤の建築学科を卒業したのち、建築家ではなくあえて施⼯の道を選び、設計施⼯という⽴場で住宅から店舗、リノベーションから新築まで幅広く⼿掛けています。 「強い作品性を放つ建築はつくりたくないんです。アノニマス...
建築パーツの作り手 2026.01.22 不凍栓メーカーが生み出した、シンプルさを極めた蛇口一体型水栓柱(後編) 鋳物の鋳肌を生かした、竹村らしい製品にこだわる。 ―「アクアマール」の前身「ジラーレ」は、廃番になった製品「アクランド」から派生したという流れをお話し頂きました。「ジラーレ」の開発ではどんな苦労がありましたか? 〈清水さん〉 ジラーレの開発が始まると、田中と打ち合わせを繰り返しながらモデ...