家の隅々にまで空気を通すため
木造住宅は常に湿気との戦いです。木造という家の作り方では、壁の層を増やすことで多くの機能を獲得してきました。例えば、家の強度を強くするために合板の層を増やしたり、燃えにくくするために不燃材の層を増やしたりといった様々な機能が追加されていきました。「通気層」=「空気を通し湿気対策をするための層」もその過程で生まれてきたものです。しかし、これらの層を追加したことによって機能は増えたものの、通気のための出入口にパーツを取り付ける必要が出てきました。これらの通気のためのパーツ、「通気部材」と呼ばれるものは外観のデザインに少なからず影響をもたらしています。
軒天換気材の役割
「通気部材」と呼ばれるもののひとつが「軒天換気材」です。軒天換気材とは、屋根の端部、外壁との交点に取り付けられる、小屋裏や壁の内側に空気を通すための部材です。小屋裏は家の中で最も太陽に近いところであり、さらに、温かい空気は上昇して小屋裏に集まっていくため、特に空気の入れ替えが必要な場所になります。そのため、軒天換気材には空気を通すための穴がたくさん開けられています。ただ、屋根に近いところに空気を通す穴があるということは、その穴からは雨水も侵入しやすいということ。軒を外に伸ばせば雨が吹き込む心配は少なくなりますが、軒を出さないデザインの時も考えたいですよね。
鋼板製 軒天換気材(軒ゼロタイプ 破風レス対応)の特徴
「鋼板製 軒天換気材(軒ゼロタイプ 破風レス対応)」は、空気は通し雨水は吹き込まないように考えられた設計となっています。軒を出さないデザインでも安心を手に入れたい。その要望に答えてくれる製品です。破風(ハフ)とは、屋根の妻側の端の部分のことを指します。破風の主な役割は雨と風を防ぐことにありますが、この製品は「破風レス」。つまり、破風が無くても雨や風を防いでくれるようになっています。この破風が 無くなることで、外観がよりすっきりとしてくるのです。また、「鋼板製 軒天換気材(軒ゼロタイプ 破風レス対応)」は、最小限の大きさのためカバーの見付(高さ)を小さくすることができます。軒天換気材がスリムになることで、屋根を薄く、エッジを美しく見せてくれます。
通気部材まで気にされている施主はまだ少ないと思います。是非これからの家づくりのスタンダードに。検討してみる価値はあるのではないでしょうか。
目に見えない安心を
手に入れると
屋根は軽やかさを
手に入れられる。
「Noizless COLUMN」では、城東テクノ株式会社企画部門の西岡さん、開発部門の吉冨さんに開発秘話や製品への想いをインタビューさせていただきました。製品を深く知るために、ぜひこちらのコラムもご覧ください。
→COLUMN 作り手の気持ち:性能を高めながら、存在感を消していく。ミニマルさを追求した水切り&換気材
家の隅々にまで空気を通すため
木造住宅は常に湿気との戦いです。木造という家の作り方では、壁の層を増やすことで多くの機能を獲得してきました。例えば、家の強度を強くするために合板の層を増やしたり、燃えにくくするために不燃材の層を増やしたりといった様々な機能が追加されていきました。「通気層」=「空気を通し湿気対策をするための層」もその過程で生まれてきたものです。しかし、これらの層を追加したことによって機能は増えたものの、通気のための出入口にパーツを取り付ける必要が出てきました。これらの通気のためのパーツ、「通気部材」と呼ばれるものは外観のデザインに少なからず影響をもたらしています。
軒天換気材の役割
「通気部材」と呼ばれるもののひとつが「軒天換気材」です。軒天換気材とは、屋根の端部、外壁との交点に取り付けられる、小屋裏や壁の内側に空気を通すための部材です。小屋裏は家の中で最も太陽に近いところであり、さらに、温かい空気は上昇して小屋裏に集まっていくため、特に空気の入れ替えが必要な場所になります。そのため、軒天換気材には空気を通すための穴がたくさん開けられています。ただ、屋根に近いところに空気を通す穴があるということは、その穴からは雨水も侵入しやすいということ。軒を外に伸ばせば雨が吹き込む心配は少なくなりますが、軒を出さないデザインの時も考えたいですよね。
鋼板製 軒天換気材(軒ゼロタイプ 破風レス対応)の特徴
「鋼板製 軒天換気材(軒ゼロタイプ 破風レス対応)」は、空気は通し雨水は吹き込まないように考えられた設計となっています。軒を出さないデザインでも安心を手に入れたい。その要望に答えてくれる製品です。破風(ハフ)とは、屋根の妻側の端の部分のことを指します。破風の主な役割は雨と風を防ぐことにありますが、この製品は「破風レス」。つまり、破風が無くても雨や風を防いでくれるようになっています。この破風が 無くなることで、外観がよりすっきりとしてくるのです。また、「鋼板製 軒天換気材(軒ゼロタイプ 破風レス対応)」は、最小限の大きさのためカバーの見付(高さ)を小さくすることができます。軒天換気材がスリムになることで、屋根を薄く、エッジを美しく見せてくれます。
通気部材まで気にされている施主はまだ少ないと思います。是非これからの家づくりのスタンダードに。検討してみる価値はあるのではないでしょうか。
目に見えない安心を
手に入れると
屋根は軽やかさを
手に入れられる。
「Noizless COLUMN」では、城東テクノ株式会社企画部門の西岡さん、開発部門の吉冨さんに開発秘話や製品への想いをインタビューさせていただきました。製品を深く知るために、ぜひこちらのコラムもご覧ください。
→COLUMN 作り手の気持ち:性能を高めながら、存在感を消していく。ミニマルさを追求した水切り&換気材
鋼板製 軒天換気材(軒ゼロタイプ 破風レス対応)
¥8,800/本
1820mm
品番 FV-E055-L18
材質 カラーGL鋼板
入数 6本/ケース
備考 有効換気面積100c㎡/m
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ITEMにはNoizlessがセレクトした建築パーツが、それが選ばれたエピソードなどとともに紹介している。 またCOLUMNには、建築パーツや家づくりをより深く知るための情報を掲載。02 採用したいものをリスト化
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