自分だけに見えてるとしても

しかしこのベントキャップ、いままで意識したことがあっただろうか。
もちろん見たことはあっただろうが、これから家を建てようとものすごーく入念に調べている人や、一度家を建てたことがあり、ここにベントキャップが来るのか...という経験がある人でないとなかなか意識するものではないと思う。
この意識しないけど存在するものというのが厄介だ。
時間をかけて我が家の外壁を決めて、ドアも、窓もこだわった。
でもまだ安心してはいけない。
外壁に付くものは、ガスメーターや電気メーター、そしてこのベントキャップがある。
いままで意識していなかった分、家が建ってから気づいてしまうと、すごーく気になってしまうのである。

おそらく新居に友人を招待したときにも、友人は何も感じないだろうし。
友人に「ここにベントキャップが来るのは予想していなくて...」と打ち明けても「そうなんだ…」程度の反応だろう。
しかし、自分の家となるとその存在がものすごく大きく感じてしまうものである。
しかも、その家に住み続けるのは自分なのだ...。

でも、ここでベントキャップの存在を知ったあなたはもう安心だ。

「耐外風ベントキャップ」 はベントキャップの中でも、いかにも換気してまっせ！という形状とは正反対の「あ。気づいちゃいました？」というかたちで外壁にそっと佇む。
しかも独自のシステムにより、汚れた空気を 上手く壁面から離して外に逃がすことで壁を汚れにくくしてくれるのも嬉しい。

ひとつの中に

たくさんの工夫。

すべてを叶える

小さな存在。