

ワックスを付けてるとおしゃれだった
僕が中学生の頃、おしゃれな男子っていうのはワックスを付けているもんだった。校則の厳しい学校で先生に怒られても「いや何もつけてないっすけど」って言いながらワックスをがんがんに付けてたおしゃれ野郎の情熱に感動したものである。
それが、時を経るごとにコモディティ化とアップデートがされていって、アイロン使ってセットしているのがおしゃれだったり、眉毛を書いてるのがおしゃれだったり。今のおしゃれかどうかの境目はファンデーションをしているか否かってところらしい。
ここでいうおしゃれっていうのは、こだわっているか、気を遣っているかっていうことなんだと思う。
そして、家に置き換えてみたとき、このワックスやファンデーションが何に当たるかは意見が分かれるところだと思うけど、僕は手摺なんじゃないかなって思う。
家っていうのは、細部に宿った神の積み重ねで良くなっていくものだけど、ワックスを付けてる人みたいに、一目見て「かっこよいな」って思ったり、家主に「こだわりましたね~」って言いたくなるような印象を与えるのが手摺の美しさなのかなって。

肩肘張らないイタリアンのお店が無い
そして、今家づくりをしていたり、住宅について情報を集めている皆さんの頭に浮かぶ美しい手摺っていうのは、スチールのフラットバーを溶接してできた造作の鉄骨手摺じゃないでしょうか?あれが付いている家って素敵ですよね。無骨でありながら、フレームが強調されてスマートな印象を与えてくれる。そして溶接での接合がより一点もの感を引き立てている。
鉄骨手摺。シンプルいて無骨。
でも、今まで家を建てたことがあったり、実際に相談に行ったことがある人ならおわかりだと思うけど、あれって結構良いお値段しますよね。まぁ形のちがう階段に合わせてひとつひとつ作るわけだし、工場で組立てて大きいサイズで現場に持ってきたり、現場で溶接したり、手間がかかるからコストもそれなりに覚悟しなきゃならないのは納得ではある。
その分、素敵な手摺が出来上がるから最高ではあるんだけど。
だから、もう少し安価なもので良い手摺探すか~ってなりがちだと思うんだけど、造作じゃない手摺って、どうしても工業製品です!日本の量産された家のために量産されやすいように設計されて量産されました。っていうなんというか垢ぬけない雰囲気がある。もちろんそれはそれで素敵な機能や、求められる意匠を有しているんだけど、造作の鉄骨手摺を検討していた身としては、ちょっと違うかなとなりがちである。
それを僕は問題だなと思っていて、つまり造作の手摺と量産品の手摺の二分化になってしまっているんだよね。これは「この町にはドレスコードのある高級フレンチとファストフードのハンバーガー屋さんしか無い」みたいなイメージかも。もちろんどっちもおいしいし素敵で必要な存在なんだけど、肩肘はらずに行けておいしくて、月一回の外食にちょうど良いくらいのアットホームな町のイタリアンみたいな存在があったら良いのになって思っていた。
室内アルミ手摺Alute
ちょうど良い手摺があります。「室内アルミ手摺Alute」。
一番の特徴は、量産品なんだけどそれを感じさせない細部の納まり。
量産を前提にした製品ってその名の通り大量に作るわけだから、作りやすさや組み立てやすさというのが最優先に求められる。だから、ココとココは同じ太さで繋いだほうが絶対綺麗なんだけど、コストとかを理由に・・・・要素が多くなる傾向にある。そうやって量産品の建材はもっさりとした細部が積み重なっていってそれがさっき言ったどこか垢ぬけない印象を作り出している。
(製品開発というのはあらゆる課題が組み合わさっているものだからもちろんこういう事例や理由がすべてではない。)
だけどAluteはその収まりを何とかカバーを付けずに解決できないかとか、全体の一体感のためにビスがなるべく見えないようにできないかとか、量産品が抱えている意匠の問題を丁寧に考え抜いて開発された。
そしてなんといっても量産品の強味はコストを抑えられるところ。職人が現場で溶接して組み立てるってことと比べると、Aluteはかなりお得。
さらに言うと、皆さんがイメージしている造作の手摺っていうのはフラットバー、つまり平べったい手摺だけどAluteは円柱がベースになっている。造作手摺の代名詞のフラットバーだけど、次に丸型の時代が来るんじゃないかなって数年前から思ってたりする。そろそろトレンドの揺り戻しがあるんじゃないかってね。つまりそんな時代を先取りする選択としてAluteを選ぶのもありかもしれない。実際丸手摺のほうがつかみやすいしね。
もしあなたの家の手摺がAluteだったら、あのころワックスを付けていたあいつみたいに、ちょっとこなれた素敵な家ができるはず。
「Noizless COLUMN」では、Alute開発担当者に開発秘話や製品への想いをインタビューを掲載しております。製品をさらに深く知るために、ぜひこちらのコラムもご覧ください。
→COLUMN 作り手の気持ち:空間になじむデザインを探求。無駄を排除したアルミ製階段手摺

ワックスを付けてるとおしゃれだった
僕が中学生の頃、おしゃれな男子っていうのはワックスを付けているもんだった。校則の厳しい学校で先生に怒られても「いや何もつけてないっすけど」って言いながらワックスをがんがんに付けてたおしゃれ野郎の情熱に感動したものである。
それが、時を経るごとにコモディティ化とアップデートがされていって、アイロン使ってセットしているのがおしゃれだったり、眉毛を書いてるのがおしゃれだったり。今のおしゃれかどうかの境目はファンデーションをしているか否かってところらしい。
ここでいうおしゃれっていうのは、こだわっているか、気を遣っているかっていうことなんだと思う。
そして、家に置き換えてみたとき、このワックスやファンデーションが何に当たるかは意見が分かれるところだと思うけど、僕は手摺なんじゃないかなって思う。
家っていうのは、細部に宿った神の積み重ねで良くなっていくものだけど、ワックスを付けてる人みたいに、一目見て「かっこよいな」って思ったり、家主に「こだわりましたね~」って言いたくなるような印象を与えるのが手摺の美しさなのかなって。

肩肘張らないイタリアンのお店が無い
そして、今家づくりをしていたり、住宅について情報を集めている皆さんの頭に浮かぶ美しい手摺っていうのは、スチールのフラットバーを溶接してできた造作の鉄骨手摺じゃないでしょうか?あれが付いている家って素敵ですよね。無骨でありながら、フレームが強調されてスマートな印象を与えてくれる。そして溶接での接合がより一点もの感を引き立てている。
鉄骨手摺。シンプルいて無骨。
でも、今まで家を建てたことがあったり、実際に相談に行ったことがある人ならおわかりだと思うけど、あれって結構良いお値段しますよね。まぁ形のちがう階段に合わせてひとつひとつ作るわけだし、工場で組立てて大きいサイズで現場に持ってきたり、現場で溶接したり、手間がかかるからコストもそれなりに覚悟しなきゃならないのは納得ではある。
その分、素敵な手摺が出来上がるから最高ではあるんだけど。
だから、もう少し安価なもので良い手摺探すか~ってなりがちだと思うんだけど、造作じゃない手摺って、どうしても工業製品です!日本の量産された家のために量産されやすいように設計されて量産されました。っていうなんというか垢ぬけない雰囲気がある。もちろんそれはそれで素敵な機能や、求められる意匠を有しているんだけど、造作の鉄骨手摺を検討していた身としては、ちょっと違うかなとなりがちである。
それを僕は問題だなと思っていて、つまり造作の手摺と量産品の手摺の二分化になってしまっているんだよね。これは「この町にはドレスコードのある高級フレンチとファストフードのハンバーガー屋さんしか無い」みたいなイメージかも。もちろんどっちもおいしいし素敵で必要な存在なんだけど、肩肘はらずに行けておいしくて、月一回の外食にちょうど良いくらいのアットホームな町のイタリアンみたいな存在があったら良いのになって思っていた。
室内アルミ手摺Alute
ちょうど良い手摺があります。「室内アルミ手摺Alute」。
一番の特徴は、量産品なんだけどそれを感じさせない細部の納まり。
量産を前提にした製品ってその名の通り大量に作るわけだから、作りやすさや組み立てやすさというのが最優先に求められる。だから、ココとココは同じ太さで繋いだほうが絶対綺麗なんだけど、コストとかを理由に・・・・要素が多くなる傾向にある。そうやって量産品の建材はもっさりとした細部が積み重なっていってそれがさっき言ったどこか垢ぬけない印象を作り出している。
(製品開発というのはあらゆる課題が組み合わさっているものだからもちろんこういう事例や理由がすべてではない。)
だけどAluteはその収まりを何とかカバーを付けずに解決できないかとか、全体の一体感のためにビスがなるべく見えないようにできないかとか、量産品が抱えている意匠の問題を丁寧に考え抜いて開発された。
そしてなんといっても量産品の強味はコストを抑えられるところ。職人が現場で溶接して組み立てるってことと比べると、Aluteはかなりお得。
さらに言うと、皆さんがイメージしている造作の手摺っていうのはフラットバー、つまり平べったい手摺だけどAluteは円柱がベースになっている。造作手摺の代名詞のフラットバーだけど、次に丸型の時代が来るんじゃないかなって数年前から思ってたりする。そろそろトレンドの揺り戻しがあるんじゃないかってね。つまりそんな時代を先取りする選択としてAluteを選ぶのもありかもしれない。実際丸手摺のほうがつかみやすいしね。
もしあなたの家の手摺がAluteだったら、あのころワックスを付けていたあいつみたいに、ちょっとこなれた素敵な家ができるはず。
「Noizless COLUMN」では、Alute開発担当者に開発秘話や製品への想いをインタビューを掲載しております。製品をさらに深く知るために、ぜひこちらのコラムもご覧ください。
→COLUMN 作り手の気持ち:空間になじむデザインを探求。無駄を排除したアルミ製階段手摺
Alute
吹抜手摺
H1015 ¥76,120 ~¥340,890
H1100 ¥77,220 ~¥344,630
支柱径35・笠木径35・中桟径13mm
品番 H1100:ALU11F
H1015:ALU10F
材質 アルミ/ スチール/ ステンレス/ASA
備考 屋内専用品
※ブラック基本セット参考価格
笠木L:2830mm・支柱本数:4 本・H1100mm
¥153,300
階段手摺
4 段~ 15 段 ¥76,450 ~¥279,290
支柱径35・笠木径35・中桟径13mm
品番 ALU10K
材質 アルミ/ スチール/ ステンレス /ASA
備考 屋内専用品
※ブラック基本セット参考価格
笠木L:3510mm・支柱本数:4 本・段数13 段
¥153,200



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