壁にピントが合うことはないけれど
新しく買ったワイングラスや、散歩の途中で摘んだ花をインスタに投稿するときや、読み終わった本や、一回も使わなかった縄跳びをメルカリに出すとき。
どこで写真を撮ろうかと家の中で背景を探す。
何か垢ぬけないなと何度も撮りなおして場所を変える。こういう時、光の入り方や構図もあるが、背景の壁が良ければだいたい良い感じに写る。
そういう壁に囲まれて過ごす日常はきっと心地いいはず。
賃貸住宅の壁紙は、キズや汚れが目立たないように、もしキズや汚れで張り替えるときも切替が分かりにくいように、絶妙に凸凹してる壁紙が多い。気持ちはわかる。
だからこそ、せっかく自分の家を建てるなら、壁は壁紙ではなく塗り壁にしてみるのはいかがだろうか。
かならず自分の思い通りの色にたどり着けるはずだし、
なにより刷毛の表情のあたたかさと、質感から感じる本物たる雰囲気は、あなたの家をより愛着のあるものにしてくれるはずだ。
色だけではない
その壁に求められるのは、他の要素と馴染むこと。
床材などの建築パーツ、家具家電、飾った花々、くつろぐ家族、そして窓の外の風景とも馴染んでこそ素敵な空間を作れるはずだ。
例えば、水色に茶系統を加えるといった”隠し味”を入れることで、自然界のものと調和した深みのある色が生まれる。
雲母のこまかな粒子は、きらきらとした光の乱反射を、
石灰は時間と共に塗装面の表情を変化を、
鉄や銅は本物の錆を、表現する。
これらの本物の素材にしか出せない質感により、空間が深く深く馴染んでいく。
オーストラリアでは誰もが知っている、高級ペイントの代名詞であるポーターズペイント。
創設者のピーター・ルイス氏が祖父フレッド・ポーター氏の日記から見つけた伝統的な絵具のレシピをもとに開発された。
建築家だったフレッド氏がヨーロッパ旅行中に書き留めた建築技術と塗装仕上げ。
そんなルーツを持つポーターズペイントが建築と相性が良いのは当然なのだろう。
変化を楽しむ
ほんの少しの違いでモダンに感じたりレトロに見えたりする。
たとえば「赤」でも、奇抜に感じる赤もあれば、雅で落ち着いた赤もある。
その差は、ほんのわずかな色の構成のバランスの違いに過ぎない。
だからこそ壁の色を選ぶときは、ぜひ色んな環境で検討してみてほしい。
明け方の優しい青い光、昼過ぎの眩しい白い光、朱く差し込む夕陽、ぼんやりしたロウソクの灯り、
それぞれに照らされるたび、ポーターズペイントはきっと違う表情を見せてくれる。
お気に入りの色を見つけ、さらにその色の奥深さ、いろいろな表情を見ることができるのも住まう人の特権かもしれない。
見ていないようで
見えているもの。
その違いは
豊かな質感から。
「Noizless COLUMN」では、ポーターズペイントジャパンの山口さんと渡辺さんに製品への想いやセルフペイントのコツまでじっくりとインタビューさせていただきました。製品を深く知るために、ぜひこちらのコラムもご覧ください。
→COLUMN 作り手の気持ち:控えめだけど目を引く。情感あふれるオーストラリア生まれの塗料
壁にピントが合うことはないけれど
新しく買ったワイングラスや、散歩の途中で摘んだ花をインスタに投稿するときや、読み終わった本や、一回も使わなかった縄跳びをメルカリに出すとき。
どこで写真を撮ろうかと家の中で背景を探す。
何か垢ぬけないなと何度も撮りなおして場所を変える。こういう時、光の入り方や構図もあるが、背景の壁が良ければだいたい良い感じに写る。
そういう壁に囲まれて過ごす日常はきっと心地いいはず。
賃貸住宅の壁紙は、キズや汚れが目立たないように、もしキズや汚れで張り替えるときも切替が分かりにくいように、絶妙に凸凹してる壁紙が多い。気持ちはわかる。
だからこそ、せっかく自分の家を建てるなら、壁は壁紙ではなく塗り壁にしてみるのはいかがだろうか。
かならず自分の思い通りの色にたどり着けるはずだし、
なにより刷毛の表情のあたたかさと、質感から感じる本物たる雰囲気は、あなたの家をより愛着のあるものにしてくれるはずだ。
色だけではない
その壁に求められるのは、他の要素と馴染むこと。
床材などの建築パーツ、家具家電、飾った花々、くつろぐ家族、そして窓の外の風景とも馴染んでこそ素敵な空間を作れるはずだ。
例えば、水色に茶系統を加えるといった”隠し味”を入れることで、自然界のものと調和した深みのある色が生まれる。
雲母のこまかな粒子は、きらきらとした光の乱反射を、
石灰は時間と共に塗装面の表情を変化を、
鉄や銅は本物の錆を、表現する。
これらの本物の素材にしか出せない質感により、空間が深く深く馴染んでいく。
オーストラリアでは誰もが知っている、高級ペイントの代名詞であるポーターズペイント。
創設者のピーター・ルイス氏が祖父フレッド・ポーター氏の日記から見つけた伝統的な絵具のレシピをもとに開発された。
建築家だったフレッド氏がヨーロッパ旅行中に書き留めた建築技術と塗装仕上げ。
そんなルーツを持つポーターズペイントが建築と相性が良いのは当然なのだろう。
変化を楽しむ
ほんの少しの違いでモダンに感じたりレトロに見えたりする。
たとえば「赤」でも、奇抜に感じる赤もあれば、雅で落ち着いた赤もある。
その差は、ほんのわずかな色の構成のバランスの違いに過ぎない。
だからこそ壁の色を選ぶときは、ぜひ色んな環境で検討してみてほしい。
明け方の優しい青い光、昼過ぎの眩しい白い光、朱く差し込む夕陽、ぼんやりしたロウソクの灯り、
それぞれに照らされるたび、ポーターズペイントはきっと違う表情を見せてくれる。
お気に入りの色を見つけ、さらにその色の奥深さ、いろいろな表情を見ることができるのも住まう人の特権かもしれない。
見ていないようで
見えているもの。
その違いは
豊かな質感から。
「Noizless COLUMN」では、ポーターズペイントジャパンの山口さんと渡辺さんに製品への想いやセルフペイントのコツまでじっくりとインタビューさせていただきました。製品を深く知るために、ぜひこちらのコラムもご覧ください。
→COLUMN 作り手の気持ち:控えめだけど目を引く。情感あふれるオーストラリア生まれの塗料
PORTER'S PAINTS 塗料
EGGSHELL
オープン価格
1Lあたりの塗装面積 6〜7㎡(2度塗り)
備考 色はカラーカードスタンダードからお選び下さい。
VOCフリー・F☆☆☆☆認定・不燃認定
STONE PAINT FINE
オープン価格
1Lあたりの塗装面積 5㎡(2度塗り)
備考 色はカラーカードスタンダードからお選び下さい。
VOCフリー・F☆☆☆☆認定・不燃認定
刷毛(LIME WASH BRUSH)でペイントされることを勧めします。
01 お気に入りの建築パーツを選ぶ
ITEMにはNoizlessがセレクトした建築パーツが、それが選ばれたエピソードなどとともに紹介している。 またCOLUMNには、建築パーツや家づくりをより深く知るための情報を掲載。02 採用したいものをリスト化
お気に入りした建築パーツは、リストで管理できる。 検討中のリストや工務店に共有する用のリストを作って整理。
03 工務店にメールで共有
工務店にリストを共有することで、品番や色の共有がスムーズ。 コミュニケーションが円滑に進む。